動物病院西谷

MEDICAL TREATMENT

動物病院西谷でできること

• アトピー性皮膚炎

  アトピー性皮膚炎は遺伝的要因と環境的要因が組み合わさって生じる皮膚の炎症です。強い痒みや皮膚の赤み、フケや脱毛などの症状を伴います。場合によっては、外耳炎などの耳周りの病気につながったり、荒れた皮膚からの細菌感染などを引き起こしたりするので、兆候が見られた場合、早期に診断を受けることが大切です。検査方法としてはアレルゲン検査や血液検査が挙げられます。治療法としては、食餌療法、免疫療法、投薬、スキンケアなどがあります。

• 食物アレルギー

  犬や猫にも食物アレルギーがあります。食物アレルギーとは食物中の主にたんぱく質に対する過剰な免疫反応が原因で、全身の痒みや、慢性的な軟便、嘔吐などの症状を引き起こします。
  診断方法としては、アレルギー検査や除去食試験が挙げられます。治療法としては食餌療法があります。アレルゲンである食物は生涯アレルゲンであり続けるため、適切な診断を受けたうえで、生涯付き合っていく必要があります。

• 膿皮症

  膿皮症とは、皮膚の細菌感染が原因となって引き起こされる皮膚炎です。皮膚の赤み、痒み、フケ、などが症状として現れ、アトピー性皮膚炎と同じく、遺伝的要因と環境的要因が複雑に影響し、二次的な細菌感染につながるおそれがあります。
  炎症箇所に細菌の有無とその種類を検査することにより、適切な抗生物質を判断し、投薬や直接的な炎症箇所の消毒、スキンケアを組み合わせて治療いたします。

• 脱毛症

  脱毛症の原因としては、ホルモンバランスの乱れ、ストレスなどが考えられますが、皮膚の炎症などと関連して生じる場合もあります。
  
  皮膚炎やその他の病に関連しての脱毛症であるかどうかを診断したのち、個々のケースに合わせた治療、例えば必要であれば投薬治療なども行っていきます。

• 皮膚科における
  寄生虫疾患

  ノミやダニ、毛包虫(毛包に寄生する虫)などが引き起こす寄生虫疾患は、皮膚の痒みや赤みを伴います。
  特に痒みが重篤化することもあり、動物に大きな負担をかけるため、早期の対処が重要です。
  これらのトラブルを未然に防ぐためには、定期的なノミ・ダニ予防が不可欠です。

• 毛周期停止

  アロペシアXとは、特定の犬種に起こる痛みを伴わない脱毛症を指します。左右対称の脱毛症状が特徴であり、遺伝的要因に原因があるのではないかといわれています。
  アロペシアXに対する治療法にはマイクロニードルやホルモン療法、サプリ、食事療法、スキンケアなど多岐に渡ります。その子に合わせた最適な治療法を考えましょう。

• 皮膚腫瘍
  (皮膚のしこり)

  遺伝的要因や環境的要因により、身体の一部にしこりや腫れなどの腫瘍ができる場合があります。腫瘍はときに痒みや痛み、出血を伴うこともあり、悪性の場合、色や形が変化していくこともあります。診断方法として針吸引などにより腫瘍の細胞組織を精査いたします。
  
  治療法は検査結果に応じて化学療法・外科摘出などを行います。